

アジア初であり、ヨーロッパのようにサッカー文化が根付いていないサッカー新興国での開催。
またワールドカップの歴史上初めての2カ国による共同開催ということで、大会前には運営を不安視する懸念もありました。
けれども、ふたを開けてみるとそこには、親切でフレンドリーな国民性で外国のサポーターをもてなし、自国だけでなく他の国の応援も積極的に行う日本人サポーターたちがいました。
そして「笑顔のワールドカップ」と呼ばれる素晴らしい大会となりました。
「イングランドのユニフォームを着て応援をする日本人」、「日本の対戦相手であるベルギーを応援する熊本の市民(ベルギーのキャンプ地だったため)」。わけ隔てなく相手に共感する日本人ならではの人間性から生まれた出来事です。
外国のサポーターたちは、これらの常識外の出来事を不思議に思うとともに、
日本人の暖かい心に感動をしたそうです。
「スタジアムのごみを拾って帰る」、「コインランドリーの使い方がわからず困っている外国人を助けて、自宅での洗濯を申し出た」というようなエピソードに代表される日本人の親切さ、ホスピタリティは、外国人サポーターたちを通じて世界中に発信されました。そんな日本人の姿勢は、その後のワールドカップでも大いに参考にされています。日本人によってワールドカップ運営の新しい基準がつくられた大会とも言えるかもしれません。
また、日本と韓国という過去に不幸な歴史を抱え、隣国でありながらも必ずしも良い関係ではなかった両国の関係もワールドカップの共催というイベントを経て、「近くて遠い国」から「近くて近い国」となることが出来ました。日韓関係にとっても、歴史的なイベントとなりました。





